マーティ音楽教室
音楽自由研究1
【ピアノの中はどうなっているの?】
ピアノを運ぶときは男の人が2人~4人必要になり、引っ越しの時はクレーン車が必要になることもあります。
大きくて重たいピアノの中にはどんな部品が入っていて、どのように機能しているのでしょうか?
鍵盤を押すことで、どこがどのように動いて音が鳴るのかを知ると、ピアノを弾くことがもっと楽しくなると思います。
残念ながらピアノの内部を、専門家以外が自由に素手で触るのは、楽器のためによくありません。インターネットにもたくさんの情報はありますし、見学させてくれる所はきっとあるはず。
夏休みを利用して調べてみましょう!
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音楽自由研究2
【作曲家の自筆譜を見てみよう!】
手書きの文章からは書き手の性格や様子が感じられることがあると思います。作曲家の自筆譜を見てみると面白い発見が色々あって、作曲家に興味を持ったり楽譜を読むことが少し楽しくなるかもしれません。
画像のト音記号は左上から順に、バッハ・ハイドン・モーツアルト・ベートヴェン・シューベルト、左下からメンデルスゾーン・シューマン・ブラームス・ドビュッシー・ラヴェルです。これだけでも書き方が色々ですね。
例えば、モーツアルトは35歳の短い生涯の中でたくさんの曲を作曲しましたが、譜面にほとんど書き直しの跡がなく全て頭の中で構築された曲を譜面におこしたのではないか…逆にベートーヴェンの自筆譜には何度も書き直した跡が残り、より良い作品に仕上げるために自身の曲を何度も何度も練り直したようだ…などいろいろな話があります。
作曲家の曲についての意図も読み取れたりすることがある自筆譜を、検索してみましょう!
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場所:〒108-0073
東京都港区三田2丁目14-4 三田慶応ビジデンスの603
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音楽自由研究3
【それぞれの調の性格を調べてみよう!】
練習するときに調号に♭や#が多いと、それだけで譜読みが大変に感じることはありませんか?全部ハ長調で書かれていれば楽なのですが、様々な調があるからこそ、それぞれの曲の雰囲気が違ってより音楽が楽しく聴けるのだと思います。
人によっては音や調の性質を【色】で感じる人もいるようです。
調の性格にはっきりした決まりはありません。でも宗教曲やクラシック音楽の長い歴史の中で、こういう場面ではこの調の音楽が使われる傾向にある…という土台がなんとなくあり、作曲家たちもその傾向を学び自分の曲に取り入れることが多いです。
このような調の性格の傾向はバレエ音楽にも反映されています。例えば、チャイコフスキーの白鳥の湖。フィナーレのシーンは、現世ではなく、黄泉の国で恋人たちが神様に祝福され結ばれることをイメージして、チャイコフスキーは非現実的で儀式的な傾向のロ長調を選択し作曲した…という話を聞いたことがあります。
【調の性格】で検索するとネット上にもたくさんの資料が出てきます。
現代のポップス音楽などにはこのような調の性格の傾向は当てはまらないことは多く、それ以前の曲でももちろん例外はたくさんありますが、クラシック音楽を色々聞き比べて、それぞれの調性と曲の持つ雰囲気を分析してみると面白い発見があるかもしれません。